6/24 平和集会
梅雨が明け、クマゼミの大合唱、今年も慰霊の日を迎えました。
今年の平和集会は、「すだちの会」の天願さんを講師に招き、「摩文仁のアンマー」の読み聞かせをして頂きました。暑い体育館でしたが、児童の皆さんは真剣に聴いてくれました。
また、県主催の「児童平和メッセージ」作文部門で県最優秀賞を取った、2年生:仲松咲輝さんの作文「なんでせんそうがおきるの」を朗読してもらいました。大切な家族をこれからも大切にしたいという思いが伝わる作文でした。
集会を通して、戦争のない平和な世界にしていくために、自分にできることは何だろう? について考えさせられました。
「なんでせんそうがおきるの」 仲松咲輝 ※ひらがなは漢字に修正済
2年前の春、お母さんの妹が亡くなった。がんという病気だった。おばさんが生きているとき、残された時間を大切に過ごしてほしいと、私のお母さんは願っていました。
でも、いとこ達は高いお金を払って病気を治そうとしていた。毎日のようにお母さん達はケンカをしていた。
私はお父さんに、なんでケンカをしているの、ときいた。
「お母さんもいとこ達も自分が正しいと思っているんだよ。世界中で起こっている戦争も自分達が正しいという正義を言い合っているんだよ。」
と教えてくれた。
それをきいて、私は思った。お互いの正義が違うと言って、関係のない人達が住む家や町をこわしていいの? 爆弾や鉄砲で人の命を奪っていいの? 何で戦争をしないといけないの? 何で話し合いで分かり合えないの? 分かり合うことがそんなに難しいのかな? だから戦争がなくならないのかな?
私には戦争をとめられないけど考えることならできる。戦争が起こらないためにはどうすればいいのかな。まずは、今の私たちにできることからやっていこう。兄弟や友だちとケンカをしないようにする。ケンカになったら叩いたりしない、お互いに話し合いをする。そして、ごめんなさいをして仲直り。世界中の人達が分かり合えて仲直りできるといいな。そして戦争が起きない世界になりますように。
私の大好きな家族やインコ、お友達とずっと仲良く過ごせますように、私は祈り続ける。